久しぶりのblogです。
ごぶさたしていました。


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3月30日に、昨年8月から入院していました実家の父が他界しました。
75歳でした。
4月4日にお葬式をし、先月四十九日の法要も済み、早2ヶ月が過ぎました。
私も母も家族も、落ち着いてきました。
毎日は忙しく過ぎていきます。
それでも時々、まだ実家に父がいるような気がします。
行けば、会えるような、笑顔で迎えてくれるような気が。
どこに行ってしまったんだろうと、子供のような心持ちの自分がいます。


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今週日曜日、松本のクラフトフェアにいらっしゃったスコッチエッグさんと和三盆さんにお会いしました。
今年はスコッチエッグさんは来られないかもとおっしゃっていたので、お会いできて大変うれしかったです。
和三盆さんには初めてお会いできて、うれしかったです。


土日と行われたクラフトフェア、年々人出も多くなっているようですね。
家族みんなで行ったのですが、子供たちは陶器やガラスの器には興味がなく、早々にいやになってしまい、ゆっくり見たりはできません。
それでも子供たちが興味を示し、私達も素敵だなと思ったものがいくつかありました。


一つは、岡山県若林孝典さんの木のおもちゃ。
若林さんは、木でグローブや紙袋などの作品も作られていて、それがぱっと目を惹きました。
そして、木のおもちゃに子供たちは興味を引かれ、手にとらせていただきました。
ビー玉を入れて、指で操作しながら遊ぶおもちゃや、カタカタと動くおもちゃ。
可愛らしかったです。
子供たちに遊び方を教えて下さった若林さん。名刺が終わってしまったのでとおっしゃって手書きで連絡先を書いて下さった若林さん。ありがとうございました。


もう一つは、からくり創作研究会という職人さんの集団の作品のからくり箱。
名前通り、からくりのある小箱なんですが、木の美しい作品で、からくりも単純に1つではなく、2ステップも3ステップもあって、初めて開くんです。
子供たちは熱心に触らせてもらいましたが、なかなか開かなくて、その時いらした職人さんのお一人・角田遥子さんに教えていただいて、箱を開けました。
大人の私と夫もびっくり。アイデアも素敵なんです。
かえるの作品(「朧夜(おぼろよ)」という作品でした。)や、しまうまの作品、テープカッターの作品など、どれもほーっという感嘆と共に拝見させていただきました。


それから、夫が気になって、一度見に行った後もう一回行った作品は、地元松本の自遊石さんの作品。
石にチャックがついている作品など有名ですが、夫が心惹かれたのは石にヘッドフォンをつなぎ音楽を聴く(?)作品。私は子供たちが早く早くとせかすし、遊具で遊びたいと言って聞かなくて別行動をしたので、残念ながら作品は見れませんでした。
USBメモリーにもなるということだったそうです。
JIYUSEKI WEBSITE


他にも興味をひかれたものもたくさんあったのですが、ゆっくり見れず、スコッチエッグさんや和三盆さんとも落ち着いてお話ができませんでした。


そして毎回クラフトフェア、私は写真を撮り忘れてしまうのです。
人出が多いので子供たちの手を引き、子供たちに駄々をこねられせかされ、見るのもままならないので忘れてしまい、いつも後で気がつきます。
カメラは持っていったのに、今回もスコッチエッグさんたちとお会いした休憩場所で、長女が撮った写真のみ。それも池にきていた不思議な鳥と亀の写真のみ。

この鳥はなんという鳥でしょう?


スコッチエッグさん、和三盆さん、ありがとうございました。
わがままいっぱいな子供たちにも優しくお付き合いくださって、ありがとうございました。
懲りずにまた松本にいらしてくださいね。