蛇のひと [DVD]
人の心の闇について考えさせられてしまう映画でした。
見終わって、監督が「重力ピエロ」の森淳一監督だと知って、あぁこの監督は人の心の闇を追求したいんだなぁと納得しました。
誰しも持っているものだと思うけれど、見ていて、私は苦しくなってしまいます。
松谷みよ子さんの書かれたものを、最近続けて読んで、ご主人だった瀬川拓男さんという方も、そういうものを抱えた方だったんだろうなと思って、どうにもならないこともあるんだなと思った後だったので、内容を知らないで「蛇のひと」を見て、複雑な気持ちになりました。
生い立ちや環境が心に与えるもの、それはやはり大きいし、それで人格形成されて、どうしようもないものもあるということはあります。
もともと持っているものもあるだろうし。それを業というのでしょうか。