「あかちゃんがやってきた」
角野栄子 作  はた こうしろう 絵
福音館書店 こどものとも511号 1998年10月


この絵本、まったく知らなくて、中も特に見なくて、今日古本屋さんで買って、夜こどもたちと読んで、びっくり!
涙が出そうになりました。
だって、赤ちゃんが、男女の双子なんです!
はたこうしろうさんの絵は、可愛くて、外国の絵のよう。
はたさんの「ショコラちゃん」が、うちの子達は大好きで、この絵本を読む前も「ショコラちゃんを描いた人だよ。」と話していました。
角野栄子さんは、うちでは「『魔女の宅急便』のお話を書いた人」。
そのお二人が、こんな双子の赤ちゃんの出てくる絵本を作っていたんですね。
出てくるのはお兄ちゃんなんだけど、気持ちは長女も同じようだったはず。
この男の子は弟がいいって言ってたけど、長女は妹がいいってずっと言ってました。
そうしたら、弟と妹がいっぺんにできちゃった!
この絵本、我が家では特別になりそうです。


次女が古本屋さんで見つけました。
メイシーちゃん、可愛いよね。
でも普段なんだかメイシーちゃんが女の子って忘れていて、クローゼットを開けたら、ピンクのドレスがあって、「あ、女の子だったんだよね。」となります。
私の中では、中性的な感じなのです。


おいで、もんしろ蝶 (おはなしのたからばこ 17)

おいで、もんしろ蝶 (おはなしのたからばこ 17)

このフェリシモの絵本のシリーズ「おはなしのたからばこ」、素敵なものが多いですね。
定期的には買っていなくて、たまに古本屋さんで見つけたりすると買うといった感じなので、全部は知らないのですが。
この「おいで、もんしろ蝶」文が工藤直子さんで、絵が「ミナ」の皆川明さんなんて、すごい!
妖精のような、美しくてやんちゃなもんしろ蝶。静かに見守る池。
読んだ後、しんみりしてしまいます。まさに大人の絵本といった感じです。

 
「赤いくつ」
角田光代・文 網中いずる・絵
フェリシモ出版 「おはなしのたからばこ 23」


この角田光代さんと網中いずるさんのコンビも豪華ですね。
私が知っているお話とは違いましたが、「赤いくつ」のお話もいろいろあるのでしょうね。
網中いずるさんの絵、とっても好きです。


今日買った本ではないんですが、我が家では、この「おはなしのたからばこ」シリーズの「犬の目」が大人気です。
落語を絵本にしたものなんですが、いとうひろしさんの絵もいいし、話も言葉もおもしろくて、「読んで!」と言われる絵本の定番です。