ジャリおじさん (日本傑作絵本シリーズ)

ジャリおじさん (日本傑作絵本シリーズ)

鼻の先にひげのあるジャリおじさん。
全体的にごちゃごちゃしていて、変な感じなんです(失礼な言い方ですみません。でも、好きなんですよ。)が、こどもたちはごく普通の感じで、本の世界を受け止めています。
こどもと一緒じゃなかったら、受け止められなかっただろうなというような絵本、世界がたくさんあります。
第一印象の好き嫌いだけじゃなくて、画家や作家の独特の世界観などを、こどもたちがすんなり受け入れていることで、私も同様にニュートラルに受け入れられるのです。
自由でいいんだということを、こういう絵本から知ります。


とってください (0.1.2.えほん)

とってください (0.1.2.えほん)

これは、長女の小さなときから、繰り返し繰り返し読んでいる絵本の一冊です。
福知伸夫さんの版画が、とてもいいです。
美しくて、力強くて、あたたかい。
「とってください」「ありがとう」というシンプルさも、素敵です。
最後のたくさんの葉っぱ、うれしいだろうなー。
福知伸夫さんの他の絵本「ぱかぱか」も「おつむ てんてん」(こどものとも0・1・2)も、こどもたちも私も大好きです。