こどもたちが選んだ寝る前の絵本は、雪の絵本。
やっぱり、雪ってうれしいんですね。

ゆきのひ (偕成社の新訳えほん―キーツの絵本)

ゆきのひ (偕成社の新訳えほん―キーツの絵本)

この絵本は、私も大好き。
きれいで、ファンタスティック。
雪に驚き、喜び、遊ぶちいさな子の様子が、美しい絵で描かれています。
ピーターの赤い姿の可愛らしいこと!あんな赤い洋服があったら、こどもたちに着せたい。
足跡をつけて遊ぶところも、たっくさん遊んで、家に帰ったあと、お風呂に入るところも、ポケットに入れた雪玉がなくなっているのがわかるところも、みんないいなー。
翌日のとなりの子と二人の姿もほほえましい。



「ごろんご ゆきだるま」たむらしげる
福音館書店 「こどものとも0.1.2」2004年1月号


このたむらしげるさんの絵本は、描いた絵ではなく、アップリケのように布で作られた絵の絵本です。
ちくちくちくと、とても小さな針目で縫われています。
小さな雪も、目や鼻や口も、ちくちくちく。
シンプルなお話(雪が降って、ゆきだるまができて、動き出す)なんですが、こどもたちは、ゆきだるまが大好きだし、手足が出て動き出すところが、うれしくて、好きなんだと思います。